PCB廃油を無害化宣言【体に地球に優しいものにする】

科学

ポリ塩化ビニフェル化合物

表示

ひとが生活をしていく上で必ず出るものが廃棄物(ゴミ)です。廃棄物には産業廃棄物、一般廃棄物の分類があり、一般廃棄物の中にも事業系、家庭系と細かく分類されます。一般廃棄物の中に特別管理一般廃棄物というものがあり、廃油を含んだPCB使用部品はこれに当たります。PCBとはポリ塩化ビフェニル化合物の総称で、毒性の強いものはダイオキシン類と呼ばれています。PCBは脂肪に溶けやすい性質より、慢性的な摂取により体内に徐々に蓄積し様々な症状を引き起こします。一般的な症状として、目やにやつめなどの色素沈着が起こり、その後まぶたや関節の腫れ、つめの変形、塩素ニキビの発生などにつながっていきます。PCBが世間に認知される契機となったのはカネミ油症事件で、米ぬか油中に混入したPCBから西日本を中心として食中毒事件が発生し、約13000人の患者を出しました。このような事態が再び起こってしまうことを防ぐためにも、正しい廃棄をすることが重要です。

家庭では目にする機会も少ないでしょうが、製造現場で使用される機械から出る廃油にはこのPCBを含んだものがあります。高圧トランスや高圧コンデンサ、安定器などです。体内に蓄積するのと同じように廃油から徐々に蓄積していくのです。その他に油圧を動力としている機械の熱媒体油、潤滑油等の廃油からも蓄積していきます。このポリ塩化ビフェニル化合物の処理方法は法律により定められており、不法投棄や不適正な処理を行うと罪に問われます。罰則はありますが、全国の事業所を常に監視するわけにもいかない為、ポリ塩化ビニフェル化合物の処理は、事業主のモラルに委ねられているのが現状です。処理するまでに事業所で保管をする場合にも、都道府県等に届け出を行う必要があります。このように、廃棄をするには手間がかかるのです。しかし、廃棄を專門にしている業者に依頼することでスムーズな廃棄が可能です。